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「違いは違いであって、間違いではない。」(青木仁志氏)
私達は、経験を重ねることで価値観を養っていきます。 価値観は人それぞれ違います。 多分、年が経つにつれみなさん自分の哲学(のようなもの)を持っているのではないでしょうか。 自分の価値観と違うことや真逆のことをやったり言ったりする人に出会うと、つい批判したり、否定したりしてしまいます。 ここから人間関係がおかしくなっていきます。 「なんでそんなことするんだ。」 「何やってんだよ。」 といった言葉が生まれてしまいます。 それを認めてあげることができるようになったらどうなるでしょうか? 人の行動には目的があります。 私達はそのときの最善を選択して行動しています。 ダブルスのゲーム中、大事なポイントでのパートナーのミス。 パートナーは最善を尽くしてプレーをしています。 さあ、あなたはどのような声をかけますか? ①「なんでミスするの?」(これは最近まず見かけませんね。) ②「今のは、○○だったから××にしたほうがいいよ。」(アドバイス、修正を計る。) ③「惜しい。ドンマイ。まだやれる。頑張ろうね。」(承認と励まし) 違いを認めることができれば③になると思います。 違いを認めるために大切なのは、 一つ目は、その人の良いところを見ることです。 悪い所に焦点が当たると、その人を変えようとしてしまいます。 (他人と過去は変えられません。) 良い所に焦点を当てると、励ましたり見習ったりできます。 「そうかぁ。」「なるほど。」をたくさん使ってますか? 二つ目は、「自分は正しい。」という考えを捨てることです。 信念を持つことは大切です。 でも、それを相手に押し付けたりはしてないでしょうか? 最後は、これが最重要なことですが、 信頼することです。 『あなたは、あなたのままで素晴らしい。』 の気持ちをパートナーに対して持っていますか? 相手の存在を認めていますか? 信頼がないと、②の修正などをして相手を変えようとします。 「違いは違いであって、間違いではない。」 当たり前の言葉ですが、実践するのはけっこう大変です。 私達は一人では生きていけません。 目の前にいる人を、承認し励ますことができたら。。。 隣にいるパートナーを信頼し尊敬できたら。。。 仕事は? プライベートは? そしてテニスライフは? ワクワクしませんか?
by nozoharu-deepblue
| 2009-04-02 07:14
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