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旧チョイス・コーチング・・・窪田洋久の日記


在り方を伝えるテニスコーチのブログ   選択理論心理学を土台としたチョイスコーチング
by nozoharu-deepblue
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ゲームをしたときなど、たまに敗者や最下位の人(チーム)は罰ゲームを行います。

ただ、漠然とゲームをするより盛り上がります。
チーム戦だと応援も気合いが入ります。

この罰ゲームはけっこうさせられても、そんなに苦痛ではないと思います。
なかには、ニコニコ楽しそうに行う人もいます。

ただ、子供や後輩や部下が問題行動を起こしたときに与える罰は人間関係を悪くします。

選択理論心理学の7つの致命的な習慣の中にも「罰を与える」があります。

前者の罰ゲームと後者の罰を与えるの違いはなんでしょうか?

そうですね。
後者は、相手を変えようとして行っています。

他人と過去は変えることができません。
(最近読んだ本で過去に対する解釈は変えられると言ってましたが。。。)

相手の問題行動を正そうとして、罰を与え、苦痛感情を味わせて反省を促します。

それでも多少の効果はあるようです。

でも短期的です。
そして、小さな子供の頃とか立場の上下から仕方なく相手は罰を受けます。

子供が大きくなり、立場の上下も狭まってくると、もう罰を与えるは何の効果も発揮しません。

そのときだけ、反省するかもしれませんがその人が変わることはないと思います。
逆に悪いほうへ変わってしまう恐れもあります。

グラッサー博士は、人の問題行動の原因は「不幸感」からくると言っています。

その人の最も大切な人との関係が構築されてないときに問題行動をおこす。と言っています。



問題行動を正したいときはどうすればいいでしょうか?

まず違いを認め合いましょう。(承認

相手の話を聴きましょう。(傾聴

その話の内容には多分、自分は納得がいかないと思います。
でも、自分の意見はひとまず置いて聴きましょう。(受容

そして、意見の違いについて話し合いましょう
質問をして上げましょう。

黄金律「何事でも自分がしてほしいと思うことを相手にもそのようにしなさい。」
を振り返ってみてはどうでしょうか?



相手を変えるのではなく、自分が変わる努力をしてみてはどうでしょうか?

自分の意見を持たない、というのではなく違いを認め合えるようになったらどうでしょうか?


罰を与える必要はなくなるはずです。

お互いの関係も以前よりよくなるはずです。

選択理論を生きるには、忍耐が必要だとも言われています。

愛する人のためならできるのではないでしょうか?

by nozoharu-deepblue | 2009-06-25 06:41
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