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旧チョイス・コーチング・・・窪田洋久の日記


在り方を伝えるテニスコーチのブログ   選択理論心理学を土台としたチョイスコーチング
by nozoharu-deepblue
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親子の会話

私が興味深いテーマです。

昨今、親子の会話が減ってきていると言われています。

横浜開港150周年記念をいうことで、横浜市テニス協会では「親子ダブルストーナメント」を企画してます。
このイベントの目的は、親子でダブルスを組むことでたくさん会話をしてもらおう、という思いです。

私も二児の父親です。
まだ保育園に行ってるくらいなので、家族4人の時間はけっこうあります。

朝食は4人で食べます。
もちろん、愛妻の手作りです。

子供達は食べ散らかし、食事中だというのに歩き回り、遊び始めます。

「食育」という言葉があるくらいですから、私達夫婦は注意します。

聞いてはもらえません。

私は「放っておく」を選択します。(食育の先生には怒られそう。。。)

ちゃんと座って食べるときもあります。
会話が弾みます。

私達夫婦はたくさん質問をします。

子供達は創造性豊かに応えてくれます。

わけのわからないことも言いますが、私達は「そうだね。」と共感したり、「そうなんだぁ~。」って驚いてみせたりします。

親子の会話で大切なものは何でしょうか?

父親年齢5才の超未熟な私が言うのも大変僭越ですが、

「親の意見を押し付けない」ことだと思います。。。思ってます。。。

子供の話を聴く。「聞く」ではなく「聴く」です。
傾聴だと思います。

傾聴とは、自分の意見を持たずに聞き入ること。だそうです。

例えば、子供のテニスに対して親は「もっとこうやればいいのに。」などと感じてしまいます。
自分の子供に関心があるのは当たり前です。そのような意見をもつのは当然ですね。

ただ、それを子供に押し付けないでほしいです。

子供の話を聴いて、上手くいったことを話してきたら「そう、よかったね。また頑張ろうね。ママ(パパ)は応援してるからね。」というのはどうでしょう?

上手くいかず落ちこんでいたら「きっと、次はできるよ。大丈夫。」と励ますのはいかがですか?

そして、どうしても何か意見を言いたかったら、「ママ(パパ)に、何か手伝えることあるかな?」と訊いてあげてください。

多分、子供は「いい。いらない。大丈夫。」っていうと思います。

もし、援助を求めてきたら「ママ(パパ)だったらこうするかもしれないな。」という風に提案をしてあげてください。

決して、「こうやりなさい」「しなさい」という強制は使わないでいただきたい。

強制は、子供の創造性を摘み取ってしまいます。

子供、いや人間の可能性は無限大です。

信頼してあげてください。

多分、信頼してるから、可能性を信じてるから、アドバイスをしてしまうんだと思います。

本当に心の底から信頼してあげれたら、、、アドバイスは必要ありません。

子供達はアドバイスをしてもらうことより、話を聴いてもらいたいはずです。

自分の存在を認めてもらいたいはずです。

他人を変えることはできません。

信頼され「そのままでいいよ。」って言われたら、どんな気持ちになるでしょうか?

私達大人も、子供と一緒に創造していきましょう。

by nozoharu-deepblue | 2009-07-07 06:50
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