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旧チョイス・コーチング・・・窪田洋久の日記


在り方を伝えるテニスコーチのブログ   選択理論心理学を土台としたチョイスコーチング
by nozoharu-deepblue
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自己認識力

私達は、どれだけ自分のことを理解しているでしょうか?

自分の好きなもの、嫌いなもの。
この辺は明確でしょうね。

あと、自分の性格や特徴なんかはどうでしょうか?
だいたいわかっているって感じでしょうか?

人それぞれだと思います。

『自己認識力』とは、自分の気分を認識し、その気分に対する自己の思考を認識する能力である。
【参考文献  通勤大学MBA〈12〉メンタルマネジメント  通勤大学文庫】

マネジメントの本の中で見つけた言葉ですが、これはアスリートにとっても大変重要な能力だと思うのです。

テニスを例にしても、試合中、私達の感情は常に変化しています。
その変化を認識できたらどうでしょうか?

よく『集中する』と言いますが、私達は気分がいいとき、感情が安定しているとき、より『集中』しているんでしょう。


よく試合で見かける光景です。

自分がリードしているときは、ポイントが終わる度に丁寧に相手にボールを渡している方が、相手がリードし始めると、途端に渡し方が変わります。
ちょっと、ぶっきらぼうになってきたりします。

自分の感情に正直なんでしょう。

しかし、この本によると、こういう方は「自己認識力が低い。」ということです。
あとで失敗に気付き後悔するらしいです。

う~ん、感情をコントロール。
ハードル高いテーマです。

選択理論では『感情はコントロールできない。』と言ってます。

コントロールできるのは『思考』『行為』だと言ってます。

矛盾してると感じますか?

いいえ、そんなことはありません。

『感情』をコントロールするために、『思考』と『行為』をコントロールする。

どうですか?


さっきの例で言えば、

「いかん、リードされてしまった。
でも大丈夫。自分はまた挽回できる。
だからリードしてるときと同じ行動を取ろう。
そう、ボールはいつもどおり渡そう。」

と変えることが可能になってくるのではないでしょうか?



コート以外でも、自分の今の感情を認識するトレーニングをしていきたいですね。

私も、努力します。頑張りましょう。

by nozoharu-deepblue | 2009-12-01 06:54
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