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旧チョイス・コーチング・・・窪田洋久の日記


在り方を伝えるテニスコーチのブログ   選択理論心理学を土台としたチョイスコーチング
by nozoharu-deepblue
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『叱り方』

横峯先生講演会の最後のほうで『叱り方』の話がありました。

『上手な叱り方』なんて本もよく書店でみかけます。

『上手な誉め方・励まし方』って本はあまり見かけませんね。



横峯先生曰く、、、

「肝に届くように。」
「一年に一回、雷を落とす。」
「30cmのプラスティック定規を用意しておく。お尻をパチンと叩く。(肝に届くように)」
30cm定規はキッチンなど、子供から見えるところに掛けておく。

などと、お話がありました。


以前からブログには書いてますが、私は体罰NGです。

理由は、
①体格が違う。
②叩いても、相手を変えることはできない。
③自分の精神衛生上、非常にマイナス。


でも、放っておいてもいけないと思います。

情報を、選択肢を、提供することができます。

質問をして、自己評価を促すことができます。


「今あなたがしたことは、いいこと?悪いこと?」

定番な質問ですが、子供はすでに自分がしたことが悪いことには気付いてます。


なので、一工夫。

「今、どんな気分?」

子供:「・・・・・」

「もう一度する?  そうしたら、どんな気持ちになると思う?」

子供:「・・・・・」


どうしても、そのときに「ごめんなさい。」「もうしません。」「約束します。」という言葉までたどり着こうとしてしまいます。
私達も、試されているんですね。


伝えるときの表情も大切になります。

上記の質問をするのでも、感情的な恐い顔(イライラを抑えている)でするのと、穏やかな信頼している顔はまるで違います。
伝わり方も当然違います。

笑顔で怒鳴りつけることができますか?
(私は何度も練習しましたが、無理でした。)

怒鳴るときは、『脅す』気持ちがあると思うのです。
(私はときどきやってます。反省してます。)


『肝に届くように』信頼を込めて伝えることは大切だと思います。
『力ずく』や『痛み』でなくても、肝に届く方法はあると思います。

決して、体罰が間違っているとは思いません。
違いでしょうね。
私は、体罰は選択しないと決めています。
体罰を使う方を批判する気はありません。

でも、質問はするかもしれません。

「その行動をずっと続けて、あなたが思うような効果が得られると思いますか?」



横峯先生の講演会の帰りに、文房具屋さんで30cm定規を買って帰る親御さんもいたかもしれません。

でも、私の子供が定規で人のことをぶったら、

「定規は何をするもの?」

って質問しますね、きっと。。。

by nozoharu-deepblue | 2010-02-03 06:44
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