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旧チョイス・コーチング・・・窪田洋久の日記


在り方を伝えるテニスコーチのブログ   選択理論心理学を土台としたチョイスコーチング
by nozoharu-deepblue
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決め球

選択をするとき、私達は決断をしています。
決断は、他人にさせられているのではなく、自分自身でしています。

物事にはコントロールできることできないことがあります。
決断をするときは、コントロールできることに焦点を当てたいですね。

例えば、テニスの試合中、自分はネットにいます。
チャンスボールというか、浮いた球が自分の目の前に来ます。

「よしっ、チャンス!決めるぞ!」
と思って決めに行きます。

ガシャ!ボールはネットへ。。。
ズゴ~ン!大きくバックアウト。。。

誰にでも経験があるのではないでしょうか?
私もあります。

「決める」ということはコントロールできるでしょうか?
私の解釈では、できないと思っています。
なぜなら、相手がいるからです。
相手も必死です。
ベストを尽くしてきます。
多分、自分の打ったボールは返球されるでしょう。

よくダブルスを見ていてポイント間に
「今のは私が決めなきゃいけないよね。」
「決めなくてごめんね。」
という会話を耳にします。

確かに決まれば気分がいいですね。
でも、、、多分、、、それは私達にはコントロールできないことです。
くよくよせず、楽しく元気に頑張っていただきたい。

自分の前にチャンスボールが来たとき、私達が選択できること。
自分の打つボールのコース。(左右、長短)
自分の打つボールの球種。(スピン)
自分の打つボールのスピード。(だいたい『速い』を選択すると思います。)

そして、もう一つ選択できることがあります。(もっとあるかもしれませんが。。。)

自分の打ったボールが返球されてきたとき、どこへ打つか。(予測)

まあ、これは私の解釈です。
(プロはきっと、『一発で決める』を選択するんでしょう。)

テニスは選択の連続です。
しかも、瞬間に選択をしないといけません。

是非、コントロールできることを選択し決断していきましょう。

by nozoharu-deepblue | 2010-03-08 06:29
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